2010年5月18日

オリガミ

薔薇の花



連休の中で友人のおばさん仲間でフリマを開催しました。

不定期に空いたときだけ、友人の知り合いということで貸してもらうギャラリーが会場です。
場所代をみんなで頭割りしますので費用は安価、雨にも当たらずに可能なところで、今では毎回チラシを楽しみに来てくださる人もいるくらいです。
私は仕事もありますので参加でききるときだけですが、今回は長男の不要になった荷物もたくさん出て連休もたくさんいただいたのでちょうどいい塩梅の開催となりました。

参加者の中にはお茶の先生やお医者さまの奥様や資産家の方、悠々自適の生活者などさまざま。

毎回皆さん、前日の残りものや得意の手作りお菓子など持ち寄り、楽しくお店屋さんごっこ的なフリマです。
それが楽しくてお客さんほったらかしの場面もあり、わがままな時間をわがままに過ごせたいい連休を過ごしました。

その中の資産家の方、イギリスに娘さん家族が住んでいらして、杉並に大きな家がありますがご両親は別住まい、いずれお孫さんもいるイギリスに住むため鍵1個で出入りできるマンションも自宅の近くに購入し、今の家は荷物の整理に追われているが、とにかく広いし、年に何度もイギリスを往復していて忙しくてなかなか進まないらしい。
ひとり住まいで7部屋もあるそうです。
聞くところによると、とても古い家ですが味わいのある家だとか、建築物として是非一度見せていただきたく、次回皆さんと一緒に見学会を開催するようにお願いしました。

そして、その方いわく、今の夢はイギリスに住んで、路上で空き缶を置いてオリガミをして暮らすんだそうな・・・
今はせっせと練習の日々、この薔薇もいきなりの「オリガミ教室」となって、おばさんたちに教えてくれました。
  
とっても夢のある楽しいお話です。

私にはなかなか理解しにくいですが、もとより生活に苦労がない様子なので人としてはとてもいい人、自分より人のために何かできることはしたい、何でも受け入れるという思いが満ち溢れた方です。

ずっと恵まれてきたことでやさしさが勝っていて、人を疑らないのです。

人は苦労をすればいいだけでなく、苦労もしすぎると疑心が勝ってしまい嫌な人になってしまうこともある。

それはまるで私のようでは、と自己嫌悪に。
少し気持ちが重たくなってしまいましたが、人はそれぞれ、違う人生だから同じにはならないんですね。
私もそれなりの年齢だから心がけて人様のお役に立ちたいと願っていますから、せめてその気持ちを忘れないようにしたいと思います。
自分の経験が役にたてば嬉しいですね。




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