梱包前の支度中の織り機
昔学校に勤務していたときに一部屋ほどもある織機にさわり、自宅でもしてみたいということで衝動買いしたものの、子育てや生活の中で部屋に出すこともままならず今日まできましたが、自分にはやはりそれでもやりたいと思うことがないことに気づきました。
もったいないから持っておくことにも抵抗あり、喜んで使って頂ける方の所へ行くのが一番、ということで子供たちと同じく我が家を出て行くことになったわけです。
そう、この一月の間に長男はジャマイカへ2年の予定で、次男は自立のため一人暮らしに、と住人が減りました。
それとともに自分たちの生活も整理しなくてはと思い立ち、前々から気にかけていた一つがこの織機。
そして 1箱の糸たちも一緒に差し上げた方は、これまで4枚綜こうの機でなさっていたのでこの8枚綜こうの機は模様の幅が広がると大喜びしていただきました。
とりあえず喜んでいただいて私としては嬉しく、機もまた活躍できることがいいと思っています。
このあと梱包したのですが、と~っても大変でした。各角を保護し、空間にクッションを入れ全体をプチプチで覆ったあとダンボールで覆い、と宅配便サイズを十分オーバーしてしまいましたが、やさしいおじさんが何とか送料が安くなるようにと計らっていただきました。
シンプルに暮らすことは私にとって生き方を絞っていくことであり、知恵と工夫とでどのようにもなることを考えて暮らすことです。
大切なことや必要なことを絞っていくことが、これから年をとっていくと必要とされるように思います。
時間をかけて少しづつですね。
あわただしく目の廻る一月が過ぎて気がつくと7月も半ば、いつの間にか夫は定年で嘱託勤務に、世間では祝ったりするものでしょうが、我が家では今のところ何も変わらずの状態でかまってあげていません。
相変わらず出張やら仕事はこれまでと同じで忙しいばかり、処遇のみが変わったのです。
年金支給が65歳に伸びてその間の収入を確保する意味では仕事があることはありがたいことです。
あせることなく時間をかけて変化に対応していくのがベストかも知れません。
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