夏は涼やかな木陰を作り、春は見事な桜並木となりますが、秋から冬は落ち葉の季節で季節感を感じて暮らせるのはいいものです。
しかし、この落ち葉掃除も住民の方々がお年を召され、ちょっと前まで一緒にしていた方が出てこられなくなって気がかりでした。
しばらく見かけない時期があったら亡くなられたとか、聞いてみると90歳をこえていたとのことで、まさに高齢化の地域です。
お一人住まいの老人が多い地域ですが、何かあったときに近所でもお付き合いがなければ2日3日見かけなくても知らないまま過ごしてしまいます。
でも、その間に何かあったらまったくわからないわけで、ご近所の見守り対策を前向きに考えたり、あえて、ご近所付き合いが必要なことを取り入れなくては全くかかわらない生活になってしまうようです。
空家になっている家を行政が借り上げて、NPO組織で「誰でもいらっしゃいませのおしゃべり場」を作ったり、学校は子供が減って空き教室があるので、それを利用した手先を動かす手創りクラスをしたり、保育所が足りないならば運営する人を行政が提供して空き教室を利用した保育所を作るとか、考えれば色々あるはずなのに何故にもっと前向きにスピーディーに動けないのかと考えます。
必要とする側がもっと訴えていかなくてはならないことかも知れませんが、これからの時代の地域の活動の課題です。
何か出来ないか、自分に何が出来るだろうといつも自問しますが、やはり一人では何も出来ないし、共感者がいればもっといい方向も見出せるかもしれません。
仕事を再スタートしてから地域のお付き合いや犬友のお付き合いがが少し遠くなっているかもしれませんが、毎日の掃除から何か繋がっていけるといいなぁと感じています。
0 件のコメント:
コメントを投稿