2010年1月24日

年末からの読書本


             古い木造三階建



         菊坂



●昨年暮からの購入書籍

・まほろ駅前多田便利軒(三浦しおん)
・まほろ駅前番外地(三浦しおん)
・極め道(三浦しおん)
・人生激場(三浦しおん)
・大不況で世界はこう変わる(榊原英資)
・山登りはじめました(鈴木ともこ)
・社長のノート (長谷川和廣)
・選り抜き一日一書(石川九楊)
・空港にて(村上龍)
・それ行け!トシコさん(群ようこ)
・フリーランスのための青色申告(塚田祐子)

三浦しおんさんの文章はまことに明快で、心地よく、読み終えた後のすっきり感は何かと考えてみました。

私にとって、ここまでの人生の中で、思いっきり自分を出して言いたいことを言い、やりたいことができた訳でなく、とりあえず他者のためにと思ってきたことが多くを占めていたように思います。
大体において、まず自分のことは後回しで当たり前、余裕ができたら、隙間に少し、ということで、自我を出すことは良くないこと、見たいな感覚があり、そのような環境があったと言えます。

そこのところをスパッと切って捨ててくれたような、自分の感性や思いを最優先に生きて、表現しているところに感動さえ覚えます。(少し大袈裟かなぁ・・)

時代が違うということは、ある意味素晴らしいなぁ、女性・男性にかかわらず自分の思いを生き方に素直に乗せていけることは、とっても、いいと思います!

頑張れ、女性たち! です。

2010年1月21日

悶々と、しかし贅沢な1日

暮れに体調を崩したことがまだ尾を引いているような、歳をとると回復力も遅くって、自分ではさほどと思ってはいないのですが、まったくもっていけません。
隣の同年齢の奥さんいわく、何事も思ったより2割減で目標設定してちょうどよ、とのこと。
言えてるかも知れませんね。(目標設定もデフレ?)
若いときのようにガンガン何でも出来た時とは違います、ってさ。
そうかも・・・・です。


そして、いよいよ昨年から調子の悪かった、常に使用している携帯がウントモ、スントモ、受信も通話もできなくなり、更新もせずに5日前のニュースを表示しています。

こんなこともあろうかと、もう一つの携帯に番号やアドレスを移していつでもチェンジできる体制はとってはいたものの、何せメールを打つうち方が異なり、それはもう、浦島太郎状態。
クの文字を打つのにカのところを3回も押すなんて・・・ ゛はどこだったか・・なんてね~。
やっぱりキーボードと同じに打てるのがいいです~。
修理に送りました。



困ったことって、いつでも一気にやってくるのがこれまでの私の人生、だったような気がし、しかし、それを知恵と工夫と努力で乗り越えてきたから今があるわけで、と、自分を励ましつつ(誰も気にも留めてはくれないから)、このところの落ち込んだ自分があります。

そんなで、少し気力を取り戻すべく、先日、近くの温泉へ。
岩盤浴もありマッサージもあり、美味しいランチでも食べて昼寝してと、いそいそ出かけました。
岩盤浴はとても暖まり、発汗し、痛いところは暖めると痛さが和らぎます。
首、肩、背中の凝りはちょっとやそっとではほぐれなさそうな年季の入ったものですが、少しでも楽になりたい一心からマッサージを予約。
と思ったのですが、これまで何度やってもらってもすっきりとすることなく、1回や2回では無理!といわれるが落ち、ということで、今回は、なんと!なんと!アロマエステにすることに。

初めての贅沢な経験でしたが、コレがまた良かったのです。
はまりましたねぇー。
やさしいお姉さんの手がリンパの流れを促し、以外や以外、翌日の軽さが不思議でした。
凝りは揉めばいいというものではないことを実感。
血流を良くしなければ、いくら強く揉んでも筋肉疲労を起こすだけらしい。

そんなこんなで、贅沢な一日はあっという間に過ぎ、少ーしはましになりつつあります。



そして、昨夜のこと。
40を前にお付き合いを始めた独身女子との長電話。
付き合っている彼が煮え切らなくて、もう切れそうになっているそうな。
話を聞いているだけで、もうそんな男、終了よ、終了!
つぎ行きなさい!と、アドバイス。
聞くと回りの皆が同じことを言っているそうで、やっぱりね、と。

まっ、少し長く生きていると色々あるよ。
自分がどう生きたいのか今一度考えてみるらしいです。
正解と思います。

無理してからだ壊さないでね。
多少お金が少なくても、心豊かに生きようよ。

2010年1月12日

本の虫

カナダ、ビクトリアのブッチャードガーデン。
ティハウスの内部装飾。
日本の絵やサービスパントリーの目隠しに障子の衝立。


色合いもやさしく、日本のしつらいとマッチしていたのが嬉しいことと日本の文化を日本人が見直さなければとも感じた場面です。

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さて、このところ書き込みが減ってきています。
実は本にはまっていて、家事もそこそこ、休みの日や通勤の往復など、駅のカフェで途中下車したりと、私自身が驚くくらい本の虫です。
若いときあまり読まなかったからかもしれません。
もっと早く読めればいいなぁとさえ感じます。(ダメです、読むのは遅い。)


次男が高校生のとき、学校の方針で課題図書がありました。
年間100冊以上の指定の本を読まなければならず、それ以外に自分が読みたい本を読むという週に何冊も読んで本漬けになっていたことを思い出しました。(私はそれほどではありませんが。)

学校の見学に行った時、不思議だったんですよ。
男子校なのに、そこここで座り込んでクラブの合間にも本を読んでいる生徒がたくさんいて。
親の目にはいい光景でしたがね。

元々、次男は小さい頃より本の虫でしたし、同時に書くことも好きだったのです。
小学校の頃、ノートに小説など書き始めていたこともあったくらい。
将来が楽しみな子供・・・と思っていましたが・・・
残念なことに今は普通の会社員です。
でも、やはり本は好きらしく購入してくる本の量は多いといえます。
どんなものを読んでいるのか、ちょっと興味ありますが、でもプライバシーですからだめですね。

文章の上手い人の本を読んでいると、吸い込まれるように入っていけるのですね。
子供が小さい頃、谷川俊太郎さんの本をたくさん読み聞かせ、リズムを私も楽しんだものです。

懐かしい話。

ということで、本を読んでいると時間の経つことも忘れてしまうお話でした。
皆様はどんな本を読んでいらっしゃるでしょう。

只今、「三浦しおん」さん、3冊目に入っています。


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2010年1月7日

隠れ家カフェ

はけの森美術館の裏手の一軒家カフェ。
http://ovenmitten.com/cafe.html


好みのアールデコなステンドグラスが玄関にありました。
お庭も素敵な一軒家。

今日はここで友人と久しぶりの美味しいケーキをいただき、満足な一日でした。

2010年1月4日

三浦しおん さん



年末年始の体調もあり、おとなしく本を読む時間をもてました。
そこでチョイスしたのが駅の本屋さんで目に留まった一冊です。

とても面白く一気読み。
文章が軽妙で読みやすく、またつぎの本を注文。
これは、はまりそうです。

いえ、はまりました。
2冊目が本日到着。

危機感欠如


危機感が無いといえば”JAL”ですよ奥様~”JAL"。


”JAL”の問題も私からすればふざけているとしか思えません。
自分たちの年金を主張するあまり、年金の運用利率の不足分を国民の税金でまかなっているなんて身勝手もはなはだしい!

結局は自分たちは特別だという公務員意識みたいなものが働いているとしか思えません。
それでいて在職中はかなりの優遇措置を受けていたはず。
(知人に元社員がいて色々美味しい話を聞かされましたよ~)

そんな会社、とりあえず潰せばいいと思いませんか。

一旦つぶれて清算しなければ彼らは解らないのですよ。
ゼロからスタートすればいいのです。
真に底力のある会社ならば必ず再度起きてきます。

自分たちの会社がどんな実態か、まずもって知るべきですよ。
そう思いませんか。(結構頭にきてるっぽい。)

破産した場合の民間の企業は、身ぐるみはがされます。
上乗せ年金なんぞありはしません。

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これからの日本は総じて子供が減り、人口減少は明らかな事実で、資源も無いわけだからこれまでの右肩上がりの時代の暮らしから考えて20%減で暮らしていかなければならないのではないでしょうか。

そのように考えると自分に置き換えやすいと思うのですが如何でしょう。
たとえば、年収500万の暮らしを400万で暮らせるように努力すればいいのです。

解りやすくいうと、1990年時代に戻るようなものですね。

2010年1月3日

今年も相変わりませずよろしくお願いします。

ありえないような建物。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、実は後ろへ直方体の角部分をこそげたようなかたちの建物で、そばから見上げるとこんな風に見えます。


しばらく書いていなかったのは理由がありまして・・・・・・
実はクリスマスの頃に寂しい忘年会を、やはり寂しい友人としたのです。

よくしゃべり、よく飲み、時間を忘れて楽しいひと時を過ごすことができました。
そこまではどうっーてことなく、また帰りも電車を少し乗り過ごしたことも、タクシーで自宅まで帰るはめにはなったことも、それも大してどうっーてことなく。

ところがです、家に入り、私はお風呂に入らなければ眠れないので、お風呂に入り、さて眠らなくては・・・と思ったとたんに、これがもうどうにも停まらない状態の突然の気持ち悪さと吐き気が怒涛のように襲ってきて・・・

・・・朝まで、い~え、翌日も。

前にも一度経験したことがあるような記憶があり、これは立ち直るのに少しかかるなぁ・・・とウツウツしながらも頭の中をよぎりました。

案の上、二日間は何も受け付けず、食道も口の中も荒れ放題状態。
ひたすら回復を願って横たわるのみ。
そして、水分とおかゆの回復食で少しづつよみがえりました。

年末に至り、しなくてはならないことも最小限にし、優先すべきことに絞り、ようやく普通に今年を迎えることができました、とさ

と、お恥ずかしい言い訳をタラタラと述べまして、皆様もどうぞお気を付けくださいませ


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さて経済面としては、今年はどのような年になるであろうか、まずメディアに登場するエコノミストのいうことは、ほぼ当らないであろうという気がします。

なぜなら彼らの情報源はたかが知れているだろうし、自分の書く本が売れるようにしか働かないであろうと思うから。

とにかく私としては、何も見えてくる状況に無いから経済状況は今年度末に向かって厳しいと覚悟しておくことにします。
かといって、特に資産があるわけでもない私には対策していることも何も無いのですが、必要なことには投資をしても、明らかに無駄には消費しないようにするという先見の考えを持つくらいのものです。


企業が元気を取り戻し、雇用が促進されなければ不安要素が払拭されないと思うし、デフレだからお金持ちは余計に使うこともなくやはりお金持ちなのです。
お金を国内でもっと使ってほしい存在の人たちがなかなかお金を使うことが無いのです。
デフレでもインフレでもお金を使わなくては生活できないのは困っている層であって、ここを何とかしなければ格差はなくなりはしない。
ボトムアップに努め、国民全体が豊かさを感じなければ真の豊かな国とは言いがたく、心にゆとりも出てこないというものです。
まずは、そこのところからしかない、というのが今の日本の状況でしょう。


原因の一つは、人口の多くを占めようとしているのが、それなりにお金を持っている団塊世代以上の年配層にあるからで、そういう人たちがもっと国内で消費をして、持っているお金を溜め込まず、次の世代にまわるようにしていかなければならないと思います。
しかし彼らは医療費にもお金がかかるようになり、年金からも介護保険が取られるようになり、長寿の時代に持っている財産で最後まで暮らせるだろうかと不安を持っているからお金を消費しない。
豊かに暮らしてきた世代だから、ほどほど贅沢なところがあるのです。

この悪循環どこかで断ち切ってほしいものです。
お金を持って墓場へ行くよりは、国の後を担っていく人たちにもっともっと投資をしてほしいものです。


江戸の時代に、貧乏で傘貼りをしていた武士がいて、ボロを着ていても町民に尊敬されていたのは、彼らの心が立派で、芯が通り正義を貫くところがあったから。


とりあえず、今年も元気でいけますように、ストレスはできるだけ避けて歩いていきましょう。