アイチの古時計
100年は経っていないと思うけれど形が気に入って購入
きちんとぜんまいを巻いてあげれば動くけれどコチコチという音が
気になって狭い部屋では眠れないのでお休み中
一時、古いぜんまい時計がほしくて毎日のようにネットで眺めていた頃があった。
そんなときにオークションで見つけてどうしてもほしくなり、落とせたときはとても嬉しくて 到着が待ち遠しかったものです。
きっかけは友人の家に親の代からの同様の時計を持っていて、その時報を告げる音色の美しさに引かれたこと。
そして、子世代に譲れるものであることや職人手作りの美しさにも惹かれ、私のそれまでの人生では目にしたことがない立派な時計でした。
たいていのぜんまい時計が時報を知らせる音は「キ~ンコ~ン、カ~ンコ~ン、~~」とよく学校から聞こえてくるあの音色です。
この時計も、またもう1台ある100年以上経っているユンハンスの時計も同じです。
とても懐かしく癒される音です。
手入れをすればずっと使える原始的な仕組みと手の込んだ美しい創り。
が、しかし、狭い家にはとても音が大きくて今はどちらも目の保養のみ。
もっと広い家だったらばど~んと部屋において働いてもらうのですが、残念。
時が経つのが若い頃は待ち遠しいくらいゆっくりしていたような気がしますが、近頃は早く過ぎてしまい1年などあっという間に経ちます。
夢中になることがあり、以外に過ぎてしまった後、「あれ、まだこれだけしか経っていなかったんだ」と安心したときは遠い昔の若かりし頃だったような。
あれこれと考えることが多く、時間がもっとほしいと思うときにならないと時の価値がわからない、悲しいかな人間です。
古くても価値があることを大切にしたい。
そして、ひと時、ひと時を大事にしていきたいと思うこのごろです。
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