コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
(訳詩「勧酒」)
井伏鱒二の
訳詩も名調子ですが、なんといってもこの絵、金井田英津子さんの独特のタッチの絵が本というよりも作品といってもいいくらい美しい画本です。
版画作品を発表する傍ら本の造本・装丁・挿絵を手がける。パロル舎から日本の名作文学がある。
見つけたとたんに購入。
大満足です。
持っているだけで嬉しくなるような本です。
詩を読んでいると井伏鱒二は、さぞかしひょうきんでユニークなおじさんだったろうと想像してしまいます。
図書館で子供に本を読んでもらう犬がいます。
これは何も語らない犬に本を読み聞かせることで、心を育て、本を読むことを大好きになるように、思いやりを育てている実際の図書館のお話。
この図書館犬は図書館職員にきちんとしつけられた、本を読み聞かせてもらうことが大好きな犬です。
日本でもやってほしいと思うことです。
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