2010年2月28日

2月読書記録

おばあちゃんのお茶屋さんで
友人の木工作品
割り木の茶杓と茶匙


委託販売をお願いしている90歳のおばあちゃんのお茶屋さん。
ご本人が好きで器も置いている。
先日立ち寄ったら茶杓が1本売れた、とのこと。

買っていかれたのはお茶をなさるご年配の方。
やはりいい物を見る目を持っていらっしゃるわけです。
とりあえず一つでも売れてよかったとご紹介した甲斐があったというものです。

今後、口コミで広がることを願っていますが、とりあえずはおばあちゃんに元気で頑張っていただきたいですね。


●今月の本
・格闘する者に○ (三浦しおん)
・夢のような幸福 (三浦しおん)
・月魚 (三浦しおん)
・私が語り始めた彼は (三浦しおん)
・妖精と妖怪のあいだ(群ようこ)
・スープオペラ(阿川佐和子)
・空耳アワワ(阿川佐和子)
・コンパクトマクロ経済学(飯田泰之・中里透)
・歴史が教えるマネーの理論(飯田泰之)
・「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト(酒井穣)

今月もやはり
三浦さんに入り込んでしまいました。
反省して、少し仕事がらみの本も購入。

経済学者の飯田泰之氏はテレビでの発言を聞いていて、この人の本を読んでみたいと思いました。
若い方で、お金の話を非常に解りやすく説明され、経済政策が専攻。
考えの立ち位置が一般の人のところにあり、大所高所より物言う経済学者とは少し違うように感じます。

自分の家計と経済の動向とは縁遠いと思われるかもしれませんが、世の中の流れは経済が誘導しているし大きな流れを知っていることは自分の生活にフィードバックしてくると思います。
我が家のキムジョンイル氏に何十年説得しても理解しない分野と言えます。 (アワワヮヮ・・です)
90になっても経理をしているおばあちゃんを見習わなきゃ~ね。






2010年2月27日

思考停止したい日

 
我が家のすぐそばを走る西武多摩川線



今月は講習や研修で出かけることが多く、在宅の日はも~うどこにも出かけたくなかったり、髪もくしゃくしゃでグータラとしていたくなるわがままな私です。
でも、そんな時には荷物が届いたりして、不在を装うことが出来なくて・・ボサボサ髪で出てしまうのです。

昔、母はよく姿に似つかわしくない帽子のようなスカーフのような、オシャレなものを被っていた。
今から考えると髪をとても気にする人で、朝の忙しいときや取り繕えないときなどに帽子でカバーしていたようです。
裕福ではなかったので髪にお金をかけられなくて、いつもまとめ髪にして被り物でカバーしていたのです。

今とは時代が違い、昔は髪をきれいに保つのがたしなみであったのでしょう。
子育てと仕事と家事に忙しく、毎日くたびれていたような記憶があり身を粉にしていたものです。
そうやって親は子供を育てて生きていくんだなぁって思います。

感謝できたか、と時々自問します。
家族や周りの人のためにばかり生きてきて、楽しむことなどしなかったような毎日で、最後まで人に頼ることに幾ばくかの抵抗があったり。
いい人生だったでしょうか。と、聞けるものなら一度聞いてみたいものです。







2010年2月25日

スタートをきる春に



















一週間前の雪景色




























今日の庭、かれたススキの下にふきのとうが。
ミモザも春の色。



春は卒業・進学・就職と新たなスタートを切るための引越しが多い季節です。

私の周りでも、友人が再婚することになり新居探し、長男が4月からのJICAの研修を控え、同時に退社するためにアパートを引き払う予定、と転居の話が出てきています。

会社でも扱っている賃貸物件が退去で空きとなり、募集を始めます。

賃料相場は少し下げつつありますが、東京都心はあまり下がっていないように感じています。ただ、物件があまり動かないためにお客の取り合いで、敷金や礼金がゼロという物件もあり 価格競争になっているといえます。

しかし、お金だけで住むところを決める人がどれだけいるのかというと、一部ではないかと思っています。
やはり自分の住みたいエリアやこだわりがあれば、価格は財布の上限まで許せることになるのではないかと思います。

「住み方は生き方」というのが私のベースの考えです。
物へのこだわりが多い人はいますが、究極は住むことへのこだわりになると思っています。

100%、人からの借り物でこだわることは出来ません、そこで自分の気持ちと財布と時間などで少しずつ妥協して、ここはどうしても譲れないことのみが残って選択肢のトップになる。
それが人によって異なるだけなのです。

それぞれに思い思いの場所を見つけ、新しい暮らしをスタートさせる春になりました。




2010年2月18日

誕生日には今がある自分の親を思う日に

 
桜に降ったこの冬のなごり雪

今日の雪で、もう春はすぐそこに来ているような、瞬く間のお昼には気温が上がり雪はすっかり融けてしまいました。
今年の冬は大雪にはならなかったけれど何度も降って、まさに冬を感じた年となりました。

都会に住んでいると季節を感じることを自分で探すようにさえなるときがあります。
しかし、今の住まいの近くには四季折々の移ろいを感じさせてくれる場所がたくさんあり、都心とも気温が2~3度違うような気がしています。
それだけをとってもここに住む価値はあるように思っていますが、そのぶん通勤にかかる時間は覚悟しなくてはなりません。

何時までここに住めるかはわかりませんが、そのときまで住人でいることを楽しみます。

今日は長男の誕生日。
彼は今年は春以降に予定があり、会社を退社しなくてはならず、今の状況はきっと忙しくしていることだろうと、さっきおめでとうのメールを送ったところです。
このところ社会人になってからの誕生プレゼントはコンサートのチケットなど、友達と楽しんでもらえるようなものにしているが、それなりに喜んでいるようです。
しかし、今年はそんなことで退社の予定もあり、今の状況や予定など全く何も言ってこないものだからわからず、な~んにも準備なく、「わがままなお願いは何でも聞いてあげるよ」メールで済ませてしまった。
何言ってくるかしら~、と待ち、状態です。

小さい頃の誕生日は親にとってはそれはそれは嬉しく、毎年大きくなっていくのが楽しみな行事だったような。
それが社会人になったら、親のわたし的には”「ここまで育ててくれて今があるのはお母さんのお蔭と感謝してます」と自ずから親に気持ちを表す日”としてほしいと望んでいます。
職場の若者たちには「そうしてあげてね」と言ったりしていますが、わが子にはさすがに言いにくく、言ったことはありませんし、そのように感謝してもらったこともありません。(残念!)
現実と理想のギャップがありすぎですね。
親のわたしには感謝すべき親はすでにいなく、心にゆとりが出来た頃にはそんなものなのです。
それでもきっと、同じような年齢にならなければ気がつかず、わからないことなんでしょうね。
まぁ、しっかり働き社会人として一人前に育ってくれたまえ、無事を祈る!ってところです。









2010年2月16日

は~るよ来い、は~やく来い

 
紅梅 白梅 班入椿



今日確定申告に行ってきました。
計算では、源泉された税がほぼ全額戻ってくるはず。

税務署は昨年の建物の外にまで行列ができるほどの混みようではなく、割りにスムーズでした.

これも徐々にネットからの申告が浸透してきているせいかしら、と考えてしまいました。
税務署でもたくさんのPCを置いて、できるだけPCからの申告をすすめています。

私はネットを通じての申告にはあまり賛成ではなく、すべての個人情報をネットを通じて進呈するような気がしてしまうのは少し心配しすぎ?

アメリカなど国民に保障番号があり、一旦アメリカ国民になればどこの外国に身をおこうが、国籍があるというだけで課税され、逃れようがないらしいことを聞いたことがあります。

それは、正しく納税することは当然と思いますが、資産状況までもすべてさらけ出すようなことは、あえてしなくていいのではないかと思ったりするわけです。

国からすればきっと国民個人の資産状況がわかることは望ましいわけで、今後の課税の対策の参考になるというもの。(持っている資産に応じて課税される資産課税という話はときどき耳にします)
あえて協力はいたしかねる私です。

日本の自己申告制というのは非常に素晴らしいと思います。
勤勉な日本人だからこそ出来るというものです。

さてしかし、たくさん税金を払えるくらいにもっと稼げるようになりたいものです。 
返って来るからって喜んでいてはいけません。
それだけ利益が出なかったということだから。
そうなのです・・・・・・・。(グスン。。。情けないわ~)



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2010年2月13日

あと、少し・・

このところ冷たい日が続き、都心でも冷蔵庫よりも冷たい気温です。
今日も、細かな霙のような雪がしょぼしょぼと降り、しかし積もるほどでもなく最後の冬を感じさせています。

奈良のお水取りの籠松明も運ばれたとのニュースです。
毎年お水取りが終わると、いよいよ春~という空気になり、不思議なくらい暖かくなってきます。

今日は次男が風邪で体調を崩している。
子供の頃は具合の悪いときは120%心配して、ああして、こうしてと言ったことを素直に聞き、お利口にしてくれたものだが、オトナの今となると扱いにくくて困る。
ああ言えばこう言い、心配してあげているのに素直じゃない。

まぁ、自己管理できない大人ではいてほしくないからいいのですが。


今日は私もスローペースで一日が始まりました。
先週はいつもと違い忙しい日々が過ぎて、個人的なこともあったりで少し疲れを感じています。
会社帰りの電車で何度乗り過ごしかけたか、居眠りの連続でした。

マンションの建替組合のお金に関することをしているのですが、いよいよ竣工を目前にして戸別の精算金を集め、資金を借りている住宅金融支援機構に変換しなくてはなりません。
額が大きく、億単位のお金なので金利もかなりのものになります。
したがって、集まったお金はできるだけ早く、1日でも金利をかけないように変換したいわけです。

今回の建替え組合の組合員さんは、皆様一致協力体制が強く、非常にスムーズに運んでいると思っています。
たいていの場合、誰か一人二人が猛反対するとか、歩調を合わせることができないとか、色々と問題が出てきて当たり前、なかなか前に進まず時間ばかりが経過していくことが多いものです。

今後、都心では建替えの需要が多くなると思われます。
今回の経験では、相当な話し合いと準備、各持ち場の経験者とのチームワークが鍵を握るであろうと思います。
私としては大変良い経験をさせていただいていると思っていて、これはなかなか学べないことであろうと思っています。


●今読んでいる本::: 「スープ・オペラ」(阿川佐和子)


一つ屋根の下にひょんなことから住むことになった人たちの話ですが、その微妙な距離感やかかわりあいにとても興味深く、以外に他人同士のほうが上手くいくのかも知れないとも思いました。
家族同士はわがままが出て気配りもなくなりがちですが、この他人同士の居住は食事についても当番とルールに従い楽しいものになっています。必ずスープをつけるルール。私も鶏がらの澄み切ったスープ作りにチャレンジしたくなりました。そのスープでつくった「スープご飯」、風邪もきっと早く治りそうです。



2010年2月11日

低迷の時代はどこまで

 
文京区本郷方面
全体に小高く台地のようで坂の多い地域です。

日本を代表する世界のトヨタの大きなリコール問題をはじめ、ギリシャの財政危機とこのところのニュースはまさに先行きが暗い印象です。

財政危機というと日本でも巨大な赤字を抱えているはずですが、それほど回りを見渡しても危機を感じることなく暮らしているのは、勤勉な日本国民がコツコツと蓄えて国民自体が巨大な貯蓄をしているから。
しかし、その貯蓄も郵便局などに預けてきたものについては、過去に相当な額がすでに戻ってはこないであろうと思われるアメリカ国債になり、差しあげたものと思うしかないはずです。

それが国の借金であり、安全保障の裏づけだとしたら今の某国にどれだけ日本を守れる力があるのかは果たして疑問ではないでしょうか。

その経済の状況が回復しなければ、ニュースがどれだけいいところだけチョイスしてかっこいい儲かった話を流そうが、国民は豊かさを感じて暮らせないわけです。
そして、企業も前向きに投資して行くこともなくなり縮小ムードばかりが漂うことに・・・。

これから何か起業しようとか、会社を興して社会貢献しようという人たちの出鼻をくじく材料に事欠かず、しんどい時代だといわざるを得ません。

不動産業などは特に、大企業が犬種で言えばブルドックだとしたら、地場でコツコツとやっているお店は小さなチワワに等しく、闘えば一噛みでやられてしまうことになります。
相当に覚悟が必要で、危ないことには手を出さない、危険な橋はたたいて壊れそうになくても渡らない、など縮みあがって生きていくしかないのかしら、と思ってしまいます。
だって、おかしな仕事や変な仕事が下流に流れてきて、たった一つのリスクで潰れてしまうような小さな会社の仕事になっていくからです。風前の灯に近いものです。
(フ~ッ・・)

そんな業界を目指しているなんていう自分が今は信じられません。
お馬鹿じゃないの~って 思ったり。

何か、小さくても食べれるだけあればそれでいい、くらいの仕事量を確実に確保しなければなりません。そして常にリスクに備えておかなくてはならないでしょう。
固定費がまかなえるだけの仕事を考えていかなくては・・・・

近頃、こんな不安がよぎります。
精神状態に良くないです。



2010年2月9日

動向

 
ユーモラスな本屋のディスプレィ




講演会があって神保町へ。
休日運転の中央快速でお茶の水から歩いてみました。

公演の内容は「どうなる!今後の不動産市況」
大変気になるテーマでもあり、分析専門の方々の意見を聞いておくことは参考になるであろうと思いました。

やはり、株価の動向が不動産市況を牽引していること。
不動産投資は自己資金だけでできることではないので、ほぼ金融機関頼りがあることは明らかで、
株価が上がり、経済が上向き傾向が見えなければ金融機関が資金を提供しないこと。
などなど・・・。

ある意味わかっていることとは言え、改めて現状認識をしました。
個人がどうあがいても世の中の経済を動かせるわけでもありませんが、資金がある大口投資家は動き始めているようです。
買うならば今が底、東京は世界でも優良なビジネスの拠点であり、世界の街の中でも魅力のある街だそうです。

バブルのときのように外国人に買い占められるようなことにはならないと思いますが、 韓国やイギリス、ドイツの投資が東京を向いていることもあり、不動産投資への関心度は高いようです。

確かに、世界の目線で見ると東京の街は安全で、美しく、暮らしやすい街ということです。
それは誇らしいことでもありますね。


ついでに古本屋で書籍購入
・「妖精と妖怪のあいだ」 (群ようこ)
・「スープ・オペラ」(阿川佐和子)

重いので二冊にとどめました。(残念!)


2010年2月8日

坂のある街で

女坂
坂にへばりつくように建てたマンション。
私はこのような建物が好きです。



先週はなぜか忙しくバタバタして日々が過ぎていきました。
仕事的にも忙しいのですが、他にも予定が入ってしまうととたんに家での家事仕事が片付かなくて。(いつものことなのですが)
今日は、山ほどのアイロンかけと大物洗濯の日となりました。

明日からに照準を合わせると今日片付けておかなくてはなりません。(力が入っていますね、疲れるよ~) 

まぁ、大したことではないんですがね。(いつもこう考えるといいのですよね)

女性が仕事を持ったり外に出るということは、家での仕事も家族が協力すべきと日々考えています。
が、しかし、最初からそのような状況があったならばいいのですが、家族に教育してこなかった自分のせいでなかなか依存できない自分があります。

何かをきっかけに考えなくてはいけませんね。



2010年2月6日

上京した友人と

アテネフランセの外壁 
とても楽しい遊び心がある外壁です。



神戸からの友人が結婚した娘さんのところへ上京したので、久しぶりに六本木で会いました。
東京へくると何か刺激を受け、神戸ですごす地味な年金生活に少し活気を取り入れたいというのが彼女の願い。
たまに上京するとあちこちへ出かけているそうです。

私から見るとそんなに地味でもなく、結構趣味や旅行など楽しみを取り入れご夫婦で生き生きと暮らしていらっしゃるように思えます。

人はいつも置かれている状況には満足しない生き物なのか、と思いつつ、私もそれなりに別の世界に住む人の話は参考になって助かっています。

昨年エジプトへ行った旅行のこと、娘さんのこと、ご主人の趣味やアルバイトのことなど話は尽きず、あっという間に食事をしながらの時間は過ぎていき、私は最終電車で、彼女は六本木から徒歩30分くらいの娘さんの住む家まで帰りついたのです。

彼女はずいぶん前に帽子つくりを学び、さまざまな帽子の制作をしていて、神戸のお母さんの持つ敷地に建てた家はアトリエを兼ねた家となって将来はぼちぼち何か始めたいそうです。

洋裁も得意で自分の洋服つくりから縫い帽子も、娘さんはファッション関係の仕事だし、と今回のコーディネートもばっちり決まっていて、フランスの雑誌で見るようないでたちでした。

そんなことで洋裁もできて、コートなども手作りできてしまうくらいの腕前。
これからの老後はきっとさまざまな活動が期待されます。
でも強いられてするのは嫌なのと、またお母様の介護がこれから出てくるだろうから、その準備やできないことを今のうちにやっておきたいとのことでした。

家庭事情は色々ありますが、それぞれにやりたいと思うことや願いは抑えられたり諦めたりはできないのが人で、そんなこんなで人間関係が繋がっていくのがとてもいいです。

私ももう少し洋裁っぽいこと、補正くらいができるようになりたいものです。
昔は子供のものや自分の普段着くらいはよく創っていましたが、とんとミシンともご無沙汰で果たしてまともに動くかもわからない始末。
洋服を買いに行っても何を買っていいかわからずに、結局何も買わずに帰ってくる始末。

嫌いではないけれど夢中になる時間が取れないとなかなか難しいです。
この性格から補正が必要かも。



2010年2月5日

妄想

三浦しおんさんの本を読み続けているからというわけではないが、ここ1~2年ほど先の自分のことを、近頃よく考え、想像している。

自分がなりたい自分に近づくには、思い続けること、そうすれば自然と日々そのように行動し、さらに思いに近づいていく自分になっていく。

それは確かにそうだと思っています。
自然と必要な行動や思いを大切にし、邪魔になることは排除しようと働くから。

それでどんな自分を考えているかというと、結構具体性があり、やはり私は現実派なんだと思っています。



今の会社の仕事はこの春頃にピークを向かえ、その後の仕事の予定が入っていないわけです。

それはリーマンショック以前にたくさん仕込みすぎ、ちょうど販売契約時期にリーマンショックがあり、相手先が倒産したりで次の販売先を探すにも、いずこも大変でなかなか決まらず、それはそれはとっても、とっても大変な状況に追われ続けた2年だったから。(胃潰瘍になりそうなほどみなさんよく頑張りました)

昨年度は土地の売買も1件もなし。(不動産会社なんですが)
たった3人の事務所ですらそんな状態で、多くの社員を抱えているところはとんでもないことだったでしょう。

ただ、あとからいえることは3人しかいない事務所にしたらやりすぎ感が、ちょっとした中堅会社より売買高は多かったそうです。
値引き値引きで利益は相当に薄まり、赤字物件もありますが手持ちが掃けていくだけでもよしとしなければいけないらしい。

銀行がまだまだ厳しくて、確実性が見えなければ資金の貸付をしてくれないから次の仕事に手が出せないし動きが取れないのです。
物件は少しづつ動いているようで、仕入れるなら今なのですが。

金融機関がもっと積極的に企業に投資しようと動かねば景気も上向きにならないのに、そういう意味では日本の銀行には、先を読み投資をして企業を応援し利益の分配を取るというかたちの投資のスペシャリストが少ないらしい。(細かな手数料だけでは生きていけないのに)
リスクを世の中の雰囲気や感情で判断して、引き締めてばかりでは萎縮するばかり、ここぞというところにはパ~ンと打って出てほしいものです。


と、まぁそんなことで、夏以降の下期はきっと暇になるであろうと思います。
(会社としては困るらしい、当然ですが)
すると、私の仕事量も減るわけで、今よりも出社する日が減るといただくお金も減りはしますが、これまで3年ほど縛られていた貴重な時間を有効に使いたくなるのです。

会社に属して仕事をしているとなかなか長期で休むことはできないし、長い旅行などできないわけです。
社員でない私などは、わがままを言えば他にも人はいるよってことにもなるし、立場は少々不利なわけで、やはり会社の仕事中心で優良なサポーターとしての日々送ることになっています。


結論として私は、
超、超、超~長期な旅がしたいと望んでいるわけで、今から時期だとかタイミングを見計らねばなぁ~、などど考えるこのごろです。

そうですねぇ、半年くらい?、日本を離れていたいです。
長いかなぁ、3ヶ月?、でもいいか。

貧乏旅行は平気だから、できるだけ安いプランで。
一箇所に長く住むように、暮らすように行きたい。
アパートを借りるのもいいし、短期で学校に通うのもいい。
子供も社会人だし、夫婦もこれからは「お一人様」の準備として練習しておかなくてはいけないし。


いいなぁ~、どこ行こうかなぁ~。

事業を始めたら当分そのような時間は取れないだろうし・・・
やっぱり行っとくべきよね~。

どこ行こう・・・

・・我に返りたくありません・・・・・・・・・




2010年2月3日

異世界


         ●東大近くの「本郷館」
古い木造三階建ての賃貸アパート、昔の地方から出てきた学生にとってはありがたい貸し室。親会社が保存のためのリニュ―アルを提案していますが、賃借人の問題、強度補強の費用の問題など多々あり、なかなか前にすすまない状況のようです。
古いけれど、多くの天災を超えてきた木造の強さ、しなやかさが生かされるといいですね。





読書記録・追加
・格闘する者に○ (三浦しおん)
・夢のような幸福 (三浦しおん)
・月魚 (三浦しおん)

通勤電車とバスの中、寝る前と、結構細切れでも本を読む時間はあるものです。
文庫だと一気に読めてしまい、しおん様にはまっています。

ディズニーランドのことをネズミ御殿と言い、日常の状況をアニメの世界に置き換えて妄想してしまうところなど、さぞかし日々が楽しいでしょう。

最近そんな楽しい文章に、電車の中で一人グフグフ笑いそうに、(いえ、笑っている・・・)きっと廻りの人は気持ち悪いでしょう。(・・・自分が怖~い)

でも正直いって精神的に癒されている自分があり、私としては別世界を知りえて、少し心うきうき。
一人笑えるなんて、今までに経験しえなかったことで。

しかし、先日は夢中になりすぎて電車を降りる駅を行き過ぎてしまい?!!
すごすご引き返したことは言うまでもありません。(これはいかん!です)


2010年2月2日

早!2月です。

今年も、あっという間に一と月が終わり、もう2月に入ってしまいました。

さて、確定申告の時期がやってきますので、そろそろ準備しましょう。
昨年に大体のところは済ませているので、最終的なところだけやればいいと高をくくっています。
何せ、低収入なのですから取られすぎた税金は返していただかなくてはなりません。

私は簡単なエクセルソフトで日々の入力を済ませておけば自動的に決算書までできるという「超簡単!フリーランスのための初めての青色申告」目指せ65万円控除! 塚田祐子著
というのを毎年購入(¥1,596)し、ダウンロードして使っています。次年度のダウンロードしたものに前年度の状況を書き込むだけで続けて行くことが可能なので、高いソフトを購入するよりは、年¥1、500程度で経済的で現状に適しているかと思っています。

サポートサービスもあり、扶養控除内程度の今の働き方にはもってこいというところです。

こんなことではいけないと思いつつ、もっと稼げよ!っていう人もなく、家事と両立することが今の条件なので、今しばらくはこのままで行く予定です。

あま~い気持ちを持ちつつ、今年もゆらゆら、プ~カプ~カと泳ぎながら仕事をしていきます。

きょうは午後から講習会のみ、週末は神戸の友人が上京するので予定が入っています。



会社の仕事は、3月に竣工する物件が2件あり、内1件は区内ではじめての建替え物件で事務局を兼ねています。
竣工前のさまざまな作業が出てていて、会社的にもかなり力が入り実績にしたいこともあり、周到な手配や処理が必要な物件です。
このところ、やや緊迫感を感じています。

建替えに参加した組合員の方々も、約2年間に渡る仮住まいから新居に戻るわけで、嬉しさもひとしおと思います。
高齢の世帯も多く、長年暮らした環境が大切で、また戻って暮らしを始めることができるのは大変すばらしいことだと思います。
建替えてほんとに良かった!と思っていただけると嬉しいですね。

今後はこのような事例が多く出てくると思われます。
建替え事業は地権者・設計建設側・役所などとの協議・資金の準備の方法など解決し進めていくことが山ほどあり、法務に詳しいコンサル・司法書士など協力いただく方が多方面に渡る協力体制が必須です。
そして仮住まいのことなどもあり、時間的な猶予もあまりない状況で、建設側は雨・風などお天気と工程を気にしつつ進めなくてはならず、まさに、それぞれの持ち場で力を最大限に発揮しなくてはならない全員野球の状況です。

日本の気候を考えるとコンクリートを打つタイミングを見て、工事のスタートをどこにするかを考えることが結構大切なことになり、全体の工期にも影響することがあります。
工事車両の進入路の問題などは、法と警察署との協議なども必要で、事前の話し合いで盛り込まなければならないことも良い教訓です。

確かに経験しなくてはわからない問題のほうが多く、今回の事業に会社が力が入るのはよく理解できました。
大手が途中で投げた案件でしたから、何としても無事に引き渡したい思いがひしひしと感じられます。

私など裏方の裏方ですが、よい勉強させていただいてます。