2010年2月11日

低迷の時代はどこまで

 
文京区本郷方面
全体に小高く台地のようで坂の多い地域です。

日本を代表する世界のトヨタの大きなリコール問題をはじめ、ギリシャの財政危機とこのところのニュースはまさに先行きが暗い印象です。

財政危機というと日本でも巨大な赤字を抱えているはずですが、それほど回りを見渡しても危機を感じることなく暮らしているのは、勤勉な日本国民がコツコツと蓄えて国民自体が巨大な貯蓄をしているから。
しかし、その貯蓄も郵便局などに預けてきたものについては、過去に相当な額がすでに戻ってはこないであろうと思われるアメリカ国債になり、差しあげたものと思うしかないはずです。

それが国の借金であり、安全保障の裏づけだとしたら今の某国にどれだけ日本を守れる力があるのかは果たして疑問ではないでしょうか。

その経済の状況が回復しなければ、ニュースがどれだけいいところだけチョイスしてかっこいい儲かった話を流そうが、国民は豊かさを感じて暮らせないわけです。
そして、企業も前向きに投資して行くこともなくなり縮小ムードばかりが漂うことに・・・。

これから何か起業しようとか、会社を興して社会貢献しようという人たちの出鼻をくじく材料に事欠かず、しんどい時代だといわざるを得ません。

不動産業などは特に、大企業が犬種で言えばブルドックだとしたら、地場でコツコツとやっているお店は小さなチワワに等しく、闘えば一噛みでやられてしまうことになります。
相当に覚悟が必要で、危ないことには手を出さない、危険な橋はたたいて壊れそうになくても渡らない、など縮みあがって生きていくしかないのかしら、と思ってしまいます。
だって、おかしな仕事や変な仕事が下流に流れてきて、たった一つのリスクで潰れてしまうような小さな会社の仕事になっていくからです。風前の灯に近いものです。
(フ~ッ・・)

そんな業界を目指しているなんていう自分が今は信じられません。
お馬鹿じゃないの~って 思ったり。

何か、小さくても食べれるだけあればそれでいい、くらいの仕事量を確実に確保しなければなりません。そして常にリスクに備えておかなくてはならないでしょう。
固定費がまかなえるだけの仕事を考えていかなくては・・・・

近頃、こんな不安がよぎります。
精神状態に良くないです。



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