2009年12月20日

キャンドルライト


昨年は駅から武蔵野公園に至る、ぐるっと往復できるエリアで「100万人のキャンドルナイト」が行われ、我が家のすぐそばも通り道になりました。
ちょうど帰り道に家々の門前もキャンドルが灯されて、帰り道がなんだか心が温まる思いをしました。

今年は呼びかけのの看板もないですが、各地で行われる模様。

ろうそくの光はゆらゆら、とゆらぎの効果で人を癒します。
たまに灯すと気持ちまでスローになるのは不思議です。

我が家は結構風が吹くときついので、風のないときにお庭に灯して眺めています。
疲れたら電気を消して炎を見つめるのもいいですね。

2009年12月19日

厳しい業界


このところの不動産業界は、リーマンショック以来、また再びの沈滞ムードがただよっている。
とにかく厳しいです。
倒産情報ではいまだ業界の企業が多く、銀行もなかなか財布の紐を緩めない。
これでは次の仕事にかかりたくても、手も足も出しにくい状況は脱することはできない、ということです。

来年はさらにもう一度厳しい状況がくるだろうという話もあるくらい。
メディアは良いことを書きまくり、いい場面のところだけを見せるが、身近な仕事の世界では景気の予測がつかなくて先行きが見えない不安が包んでいるようです。

私はメディアに振り回されたくないと常々思っていますが、多くの人がメディアの情報=正しい、と感じているようで、それはかなり危険なことです。

角度を変えて情報を手に入れ、自分で判断しなければ痛い思いもあるかも知れません。
世の中の情報にはガセが多いのです。

こんな時に会社を起こしたいと思うことは、社会情勢や経済の観察抜きではできないので良い勉強だと思えることと、自分の立ち位置の確認ができるような気がします。

今はじたばたと動くときではないことは確かで、「じっと我慢の子」、といえます。
世の中の動きを感じつつ、自分にできること、自分しかできないことを見出すことができれば次のステップがあるように思います。

2009年12月17日

ローズマリー軟膏

一週間ほど前から、ローズマリーを細かく刻んで無水エタノール(高濃度エタノール)に漬け込んでウルソール酸を抽出する。
毎日軽く振ってよく混ざるようにして根気よく待つと、はじめのエメラルドグリーンから濃厚なグリーンに変わっていきます。



そして一週間後くらいにワセリンと混ぜるために鍋で湯煎します。
このような準備でローズマリーエキスを濾して計量し、ワセリンと一緒に鍋で湯煎して溶け合うまで気長~に、気長~にかき混ぜます。温度を上げすぎないようにワセリンが溶けてきたら湯煎からはずして混ぜ続ける。

まだワセリンとは分離している状態。


シリコンのへらに換えて無駄が無いようにきれいにかき集めて混ぜました。
これがほぼ溶け合ってワセリンにエキスが移った状態。
完成しましたのでワセリンが入っていた容器や化粧品のサンプル容器にへらで入れて自宅用と持ち歩きようにしました。




毎年冬になると、水を使うだけで手が荒れて割れたりひびたり、足はがさがさに・・・。
自分が一番惨めな思いの時なんです。

そして、今年はネット上で人気のある「ローズマリー軟膏」を手作りして試してみることにしました。

何しろこのローズマリーから抽出できる「ウルソール酸」は高級エステでも使用されているという、若返り皺伸ばし効果が大という高級な素材のようです。
★庭にあるこれを生かさない手はありません!!

園芸家が、これを付けて綿の手袋とゴム手袋を重ねてはめて作業をすれば、終わったときはもうしっとりすべすべ、という話です。

そしてこの「ウルソール酸」はエタノールでしか抽出されず、ワセリンと一緒にすることで使用、吸収されやすくなるそうです。

エタノールは湯煎している状態で飛んでしまいますのでほとんど匂いも残りません。
ローズマリーの匂いだけになります。
人によってはワセリンのべたつきが気になるということで、お気に入りのオイル(ホホバ油や馬油)を最後に混ぜることもできるようです。

塗ってみての感想は、はじめは少しべたつきますがすぐに吸収されてしっとりしていき、こんなに乾燥していたのかと思うくらいです。
寝る前がいいかも知れません。
翌朝にはしっとりすべすべになっていることでしょう。

今年はこれで乗り切りたいと思います。
人前に手を出すことがはばかられるくらいの痛々しい働き者の手(!)とは見えないようにしたいです。

2009年12月9日

アートな牛さん


千代田区立一ツ橋中学校が神保町にあります。
歴史を感じさせる雰囲気のこじんまりとした学校ですが、その入口の階段下、両脇にこのようなアーティスティックな牛が立っています。

目を引くことと、一見してアートを感じる彫刻です。
法務局への道の途中にあり、今日はカメラを持ち合わせましたので記録に。




時々寒い風が吹きますが全体として暖冬です。
庭のモッコウ薔薇の葉がなかなか落ちないことや、ミモザの蕾がどんどん膨らんできていることが返って気になります。

かなり前の記憶ではミモザが咲くのはは4月ころだったかと思っていましたが、このところ結構早く咲いて終わってしまうのです。

ミモザといえば「ミモザケーキ」を思い出すのは、子供がまだ小さかった頃、知り合いの方がお菓子作りが得意で、いつも何かしらケーキやクッキーを焼き、そのときにミモザケーキをはじめて知ったこと。

そして、毎年この時期になると焼くのよ、っておっしゃって子供にプレゼントしてくれたことを思いだしました。

目に鮮やかなミモザの黄色が春を告げるかのような印象で、ケーキも卵の黄色で覆われたものでした。

来年も充実した一年になるようにしたいと思い、来春に心馳せています。

2009年12月5日

暮れへのイントロ

今日、新しいガスコンロが到着。
ブラインドをはずして掃除。

今の家に引っ越した時に、前の居住者の残置物としてあったガスコンロをそのまま使用させてもらってきたのですが、いよいよ危険な状態と判断し買い換えました。

これがまた進化していて、五徳の下に煮こぼれ用の汁受けが無い。
あえて、少し高かったのですがこれを選択しました。

毎日使うものだからお掃除が面倒なのが一番困り、出来るだけシンプルに手間のかからないものを、ということを基準にすると結果少々お高くつきました。

でも満足です。

IHにしようかとも考えましたが、何しろ電気工事がともなうので退去するときのことを考えると無駄になると考えたわけです。

コンロ周り、換気扇、窓のブラインドがきれいになっただけでもう年末の大掃除がとっても楽になったと思っています。

後は、毎年やっている障子の張替え。
この家には障子が26枚ありまして、毎年すべて張り替えるのは無理なので、黒ずんだり敗れたりしたところ優先です。
それでも10枚以上はしますのでおかげさまで張替えの腕前もずいぶん上がりましたし、障子紙の良し悪しが大きく影響することも学びましたので、紙は出来れば上質なものを選びます。

さて年末の前にやってくるのがクリスマス。
日ごろ会っていない友人とも会いたいし、出かけることが多くなると週末の時間のやりくりをしなくては。

毎年行っている世田谷のボロ市も行きたいし、スノーボール美術館(ものつくり学校の中)へも足を運びたいし、見たい映画もあるし、と考えるとまさに忙しいです。

欲張ってはいけないけれど出来れば自由に行動したいと思うし、結構自由にさせてもらっています。
オトナばかりの生活になると皆それぞれに仕事や自分の生活を優先するしか仕方のないところがあります。

先週の晩御飯は、残業続きの息子と出張続きの家人のために、毎日私だけの一人ご飯の連続。
なんと作り甲斐の無い日々でしょう。
自分だけだとどうしても手抜きになってしまいます。
少し寂しい気もしますが仕方がないことでしょう。

おかげさまで本はよく読めるし、青色申告の準備もすすみ、大体の見当が付きました。
来年も税金を取り戻せそうです。

一つ一つ片付けていくことが大切。
この地味な繰り返しが自分の自信と力に繋がっていくと考えています。

一気にパァッーとではなく、地道にコツコツ。コツコツ。
大切なことは小さくて、見えにくいのです。

保険などの大切な約款がありますが、あれはほんとに小さな小さな文字でぎっしり書いてありますが、一番大事なことが書いてあるのです。
皆様ご用心を。

2009年12月2日

あと少し

毎日、修行僧のように竹箒を使って枯葉掃除をしていますが、学校の桜の葉もあと少しになりました。
夏は涼やかな木陰を作り、春は見事な桜並木となりますが、秋から冬は落ち葉の季節で季節感を感じて暮らせるのはいいものです。

しかし、この落ち葉掃除も住民の方々がお年を召され、ちょっと前まで一緒にしていた方が出てこられなくなって気がかりでした。
しばらく見かけない時期があったら亡くなられたとか、聞いてみると90歳をこえていたとのことで、まさに高齢化の地域です。

お一人住まいの老人が多い地域ですが、何かあったときに近所でもお付き合いがなければ2日3日見かけなくても知らないまま過ごしてしまいます。

でも、その間に何かあったらまったくわからないわけで、ご近所の見守り対策を前向きに考えたり、あえて、ご近所付き合いが必要なことを取り入れなくては全くかかわらない生活になってしまうようです。

空家になっている家を行政が借り上げて、NPO組織で「誰でもいらっしゃいませのおしゃべり場」を作ったり、学校は子供が減って空き教室があるので、それを利用した手先を動かす手創りクラスをしたり、保育所が足りないならば運営する人を行政が提供して空き教室を利用した保育所を作るとか、考えれば色々あるはずなのに何故にもっと前向きにスピーディーに動けないのかと考えます。

必要とする側がもっと訴えていかなくてはならないことかも知れませんが、これからの時代の地域の活動の課題です。

何か出来ないか、自分に何が出来るだろうといつも自問しますが、やはり一人では何も出来ないし、共感者がいればもっといい方向も見出せるかもしれません。

仕事を再スタートしてから地域のお付き合いや犬友のお付き合いがが少し遠くなっているかもしれませんが、毎日の掃除から何か繋がっていけるといいなぁと感じています。

2009年11月29日

もう師走

 
先週は、仕事以外に予約検診や片道2時間の車検の引き取り、講演会への出席など、あれよあれよと過ぎてしまいました。

フルに仕事を持っていると絶対にこなせないことばかり。
今まできちんと会社員として仕事をしないでフリーのような働き方を選んできたので、子供のことや地域のこと、学校のことなども平行して出来てきたように思います。

社員として拘束された働き方をしていたら、多分今の自分はなかっただろう・・・とつくづく考えます。


さて、昨夜久々にゆっくりPC に向かっていたら急にネットが繋がらなくなり、モデムなのか、PCなのか、と探っているうちに12時近くなってしまい諦めて寝ました。

こんなときに限って色々面倒見てくれる息子が不在。
そんなものですね。

そして今朝起きてみると、繋がるではありませんか!!
ナンなのでしょう。
わけがわからないままとりあえず解決。

久々に庭に出て薔薇たちに肥料をあげたり、鉢の面倒を見たりとゆっくりすごせました。

おやつも食べたくなり、さつまいもがあったので即席ケーキなども作ったりして。
お味はいまいち(残念!

お休みの日って日常できないスローな時間を使うことが気持ちの切り替えにもなるし、リフレッシュにもなるような気がします。

明日で11月も終わり、師走に入ります。
毎年12月はアっというまに過ぎていきますのですべき事を忘れないようにしなくては。

そして早々と青色申告の用紙が送られてきましたので、出来るだけ今年中に大雑把な数字を出さなくてはとも考えます。


不動産業界は少し持ち直してきているという意見と、まだまだ来年につぶれるところが出てくるという意見があり、先が読めません。

経済と国の方針が具体的になってこなければ動き出せないのが企業。
銀行も確実なところでなければ非常に慎重です。
確実なところというのは、資産があり担保があって仮に怪しくなっても銀行側に不利が及ばないところということ。

会社は昨年からの金融危機で現状の整理に終われ、来期の仕事の準備がまったくなく、これではいけないとようやく次の仕事に取り掛かっていますが、なかなか厳しいものがあります。
危ない橋は渡れないし、かといって萎縮していては仕事にならないしということです。

私は責任ある立場ではありませんが、そばで見ていて大丈夫かなぁと心配になります。
売買はやはり大変ですね。
イチかバチかの勝負的なところがあります。
出口の売りがいまひとつ動きが悪いのが気になります。

今読んでいる本

●「ドル亡き後の世界」 副島隆彦

●「すでに世界は恐慌に突入した」 船井幸雄・朝倉慶

つい最近の出版でAMAZON 予約で購入。
非常に興味深いです。


さてさて、私は帳簿の整理をつけなくては・・・・。

2009年11月24日

器とお菓子とお花のアレンジのコラボ展

入れ子になる墨黒の釉薬の器。
3点セットを購入させていただきました。


素焼きの素敵なランプ。
暖かい雰囲気をかもし出していました。
手前のケーキの乗っている器は、台になる部分に重なるようになっていて中に保冷材を入れておくと冷たいケーキや果物も冷たく出せるというオリジナル。


ずいぶん前、多分4~5年前になると思いますが、東京商工会議所主催の企業塾でご一緒した陶芸をされている女性です。
今はギャラリー「風雅」という自宅兼店舗兼工房で陶芸教室をして、出張講師としても活躍されています。

この間に1年ほどご主人の転勤でマレーシアに行っていたこともありペナンの焼き物にも触れて、またさらに巾を広げられたようです。

当時から自分でやるにあたり、採算と経営の面でまだ具体的ではなかったと思いますが、「願えば叶う」が如く、今では立派なオーナーです。

そして昨日は今年二度目のコラボによるショップの開催。
大変にぎやかで、お花も華やかでケーキやシュトーレンのパンを盛り付けた器つきの販売など、工夫を凝らした開催でした。

周りの友人たちとの共同開催は大成功のようでした。

物を作る仕事は目の前に完成作品としてできてくるので達成感が大きく、実感として肌で感じることができるのがすばらしいです。

すべてが手作りなのに比較的低価格で出していらっしゃって、元は取れているのか気になったくらいです。

今は少しデフレ気味で価格設定が難しいこともあり、運営するにはやはり売れることも大切な要素。
長期に目線を置いてじっくり取り組んでいっていただきたく、影ながら応援させていただこうと思いました。

私はシュトーレンとクッキーとキャンドルホルダー、それと先ほどの墨黒釉薬の陶箱風の入れ子3点を購入させていただき、とっても嬉しい!!!

器好きの私としては、また一つ増やしてしまった感の嬉しさですが。


次回はまたゆっくりと作業中に訪問してみたく思いました。

2009年11月23日

SOHOフェスタ IN MITAKA 

先週土曜、11月21日に開催された「SOHOフェスタ IN MITAKA」に行ってきました。
起業塾でご一緒した方が「三鷹の森 マハロハスクール」( http://ameblo.jp/mahalohas/)
というLOHASをテーマにした、様々な講座を企画・開催して入ることをアピールするために参加なさっていました。
そして、!!「ベスト展示大賞」を獲得されたそうです。(パチ、パチ、パチ!!おめでとうございま~す)

彼女はとっても頑張り屋さん。
前向きに取り組む姿勢は学ばなくてはなりません。
とにかくさまざまな媒体を使いこなし自分の思うことを伝えるための努力を惜しまない。
私からは「とっても努力していますで賞」を差し上げたいです。




「千里の道も一歩から」というとおり、確実に歩いて行っていらっしゃる。

さてさて、自分はといえば、まだまだ一歩目が踏み出せなくてウジウジしてます。

皆さんの活躍を横目で見せていただきながら模索中(?)ということにしておきます。

それにしても人の活躍はとても勉強になっています。

皆様、この中から、感謝!

2009年11月20日

若い方の生き方として



先日JRで見かけた林野庁が関わっている広告です。

もう少し早く書くべきだったかも知れませんが20・21日と国際フォーラムでガイダンスがあります。

日本の森林は高齢化にともない放置されているところが多く、貴重な国産木材が眠っています。
そして輸入されたものを使って建築されたりすることは矛盾しています。

会社勤めだけが仕事ではないので、若いこれからの方々に頑張って森林業や農業を担ってほしいと考えます。
新しい経営の仕方がきっとあるはずと思います。

興味のある方は是非、問い合わせてみていただくといいと思います。

車で遠出

●今月購入、または読んだ本
「ことばあそびうた」 谷川俊太郎
「ことばあそびうた  また」 谷川俊太郎
「暮らしのおへそ」 雑誌
「天然生活」 雑誌
「チルチンびと」 雑誌
「終の住処」 磯崎憲一郎 (芥川賞受賞)・・・クールな生き方に一気読み。
「仕事の見える化」 長尾一洋
「今すぐできる!ファシリテーション」 堀公俊
「ドラッカー思考」 一条真也
「ドル亡き後の世界」 副島隆彦 (今月講演会に参加予定)



●車検

昨日は車で約2時間、車検のために遠出をしました。
神奈川県の相模原方面まで。
何故そんなところまで?と思われるかもしれませんが、良心的でかゆいところがピタッとわかってくれるような修理やさんのプロがいて、そこへ出したかったからというもの。
ナビはあっても私には使いつらく、原始的に地図と道路標示で走るほうが慣れているのですが、久しぶりの長距離運転で今日は居眠りしそうなくらい目が疲れています。

2年前、いつも出していた車検から帰ってきてすぐに、後ろのハッチバックの扉の裏がガサッと外れて落ちてきて、いい加減な仕事をされてしまい懲りてしまったことが原因。
それなのにとっても高価な費用を請求されたり、でもこちらは素人だから何もいえなかったりと嫌な思いを経験して、こだわりのある修理屋さんのプロにお願いしようと思ったわけです。
そこのショップは北海道から修理に持ち込んでくる人もいるらしいです。
私など2時間で近いものです。


車を持ち込んで帰りは電車なので、近くの友人を呼び出し一緒にランチとおしゃべりを楽しみました。
やはり彼女とも2年ぶりで、年金生活とは言うもののご夫婦で社交ダンスやテニスを楽しむ日々だとか。
大きな車を乗り回し、車なしの生活はありえない、とのこと。

私など今の生活では車があっても年に何回乗る機会があるかどうかの暮らし。
住むところによって生活の必需品にもなりうる車ですが、今の私には大きなお荷物的な存在のようです。

我が家の犬と共に乗ってきた車ですがもう役割はなくなっています。
最初に買ったときに最後まで乗りきると決めたことを思いだし、今回は車検に出すことにしました。

1週間後、引き取りに行きます。

2009年11月19日

世田谷ものづくり学校


世田谷ものづくり学校 http://www.r-school.net/ に行ったことがありますか。
大変興味深い、面白い場所です。

その中のスノードーム美術館  http://dmdm.cc/snow/ へ行ったのですが、他の工房も楽しく、こんなところがあったのだと感心した次第です。   
若い方の制作や発表の場として広く知っていただき利用することをお薦めしたいところです。

当日購入のスノードーム。
カナダ製で、非常に細工が細かくてストーリーがあり見ていて心が安らぐひと時です。この時期になると眺めたくなる一品です。

2009年11月15日

古書店



谷川俊太郎さんの詩集

子供が小さい頃寝る前によく本を読んでいました。
中でも谷川俊太郎さんの詩はリズムがあって読み手も楽しく、子供も楽しく、引き込まれるものでした。
今日見つけた本は古い本で絵も美しく、古書店での出会いで思わず買ってしまいました。

ネットで本が読める時代になっても手に取ることで味わえることってあると思います。

2009年11月14日

明るい色  

                   街中のニット工房

             ふんわりやさしいニットがディスプレイされて



今日ニットのベストを購入。
手触りのいい暖かなラベンダー色のベストです。

この数年セーターなど買ったことがなく、日常のものは息子のお下がりや兼用でまかなっていましたが、それは外にあまり出なかったから。

あまり着ることに頓着がないこともありますが、少しはオシャレに見えるようにしなくては、ただでも年を経るとなんとなく地味になりがちで気にしてはいるのです。

でもあまり柄や派手な色はどうも苦手で、持ち物で挿し色を使うのもいいかも知れません。

きれいな色糸を見ると気持ちが明るくなるようでいいですね。

2009年11月12日

クリスマスシーズン第2弾


                 素敵なリース

街中で見つけたリースですが大変シックです。



            神楽坂アグネスホテルのケーキショップ

上のリースはこのケーキ屋さんの外壁に飾ってありました。
以前は山でつるや木の実を取ってきてリース作りをしましたが、最近は作っていません。
気持ちのゆとりがなくなっているせいですね。



             小さなお店の看板代わりの針金ボディ

決して道路からは見えないこの奥まったところにあった小さなお店のサインです。




今日は横浜の友人と神楽坂をうろうろ。
風が冷たくて少し思うところに行けなくて残念でしたが、久しぶりに近況を語り合うひと時をもてたことは良かったです。

写真はないのですが、一番行って良かったのは「東京日仏学院」でした。
中はショップやレストラン(要予約)や図書館、仏会話の教室、文化の紹介、アートの展示など素敵なお庭でお天気がよければ最高でした。
小さなフランスといったところでした。
二人でクリスマスカードを何枚か購入。
クリスマスが近くなっていることを感じて別れました。

2009年11月11日

クリスマスシーズン

                 灯が入ると素敵です

友人の陶芸
http://www.atelier-fuga.com/pg62.html

陶芸教室をしている友人がパン作りの人と素敵なお花をアレンジする人と
コラボでイベントをするとの連絡がありました。

とてもおおらかな作品を作る方で、親子の教室なんかもしています。
前回行きそびれてしまったので、今回は是非お伺いせねばと思っています。




「鬼子母神の手創り市」も楽しみだし、出かける機会が多くなりとても嬉しいし楽しみです。

そうそう三鷹の「SOHO展」も行く予定に入れています。

私の周りでは「起業のつむじ風」が渦巻いて、そこここでさまざまなイベントが・・・・・
皆様頑張っていただきたく応援団の一員として、また後を歩くものとして、
私はというと、あわてず、焦らず、諦めないでじっくりと行きます。




2009年11月10日

寒さに向かい

                色鮮やかな 唐辛子


寒い季節になると、ひたすら体が温まる食材やメニューを考えます。
私は生姜を使うことが多く、毎週大きな塊を購入し、あとは鷹の爪を、煮物にも炒め物にも入れて味の引き締め役としてつかうことが多いです。

そして冷たい水は汗をかかないと飲まない。
暖かいお茶がおいしいです。

そんな工夫をしていても足はよく冷えて、お風呂なしは考えられない。
まったくお風呂って最高ですね。
出来ればずーっと浸かっていたいくらいですが、頭がくらくらしてくるから仕方なく終了ということに。

でも寒い季節が好きって言うのは別に矛盾ではないと思います。




今日は仕事はお休みですが、昨日会社の人が風邪(インフル?)で早退し、半日一緒だったからもしかしたらもらっている可能性もあり。

早めにもらってしまうのも体調よければ有かもと考えたりしましたが、どうでしょうか。
先に免疫をつけてしまったほうが強いかも。
一応今日はおとなしく出かけないで在宅モードに。


来週車検に出すのに納税証明を誰かが無くしたので再発行の手続きしました。
我が家の車はまだ大阪ナンバーのままなので、大阪へ封書で依頼。
何年車に乗っていてもそのような手続きを自分でしなければ身に付かないものです。
家にいても、まったく余分な仕事の多いこと.

今夜から雨で、その後冷えるようです。
寒さに向かい元気でいきましょう。
明後日は友人と「神楽坂」めぐりです。

2009年11月8日

レンガ造り

               煉瓦造の古い建物

神保町は仕事で時々通ることがありますが古い建物を見かけます。
これも煉瓦造のがっしりとした味のある建物です。
このサッシの装飾も凝っていて何かを守ろうとしているかのような重々しい雰囲気です。
なかなかいいですね。

神戸にも石造の建物が震災にもびくともせず残っていますが、それらの時代の建物を設計した古い設計事務所に勤務していました。
昔の話、卒業後初めて就職したところですが、そのときすでにかなりの年数を経ている由緒ある設計事務所で、二代目社長の下、村野藤吾らと同時代の世代の方々が上層部にいて、若い人を育てている優秀な事務所でした。

今はもう会社としてはないでしょうが、ただ、残っている建物はあり、行政が取り壊すという方針を出したときに、そのときの同期でもあり、模型つくりを生業としている友人らが保存活動を起こし、つい最近に保存されるに至ったと報告してくれました。

今思えば懐かしい昔のことですが、その頃の私の仕事といえば、完成した建物の完成予想図を描くことで当時は図面から透視図を起して絵を描くのと同じに透明水彩を使って彩色していくのでした。とても手間のかかる仕事で、一つの建物にかなりの日にちをかけていたと思います。
今はパソコンを使いCGなどですぐに出来るし、色や光の具合も自在です。

現場の仕事はきっと変わらないと思いますが、技術的に手で行う技術力を持つ人材が少ないといえるでしょう。
材料を使いこなせる人材を育てていないことが、伝統的な建物を建てたり、維持したり出来なくなっているとしたら残念なことです。
企業は先端のことばかりに力を注ぐことだけでなく、昔からの技術の継承をすることも平行して行っていくべきだと思います。
それが本当の意味で、いい企業であり生き残れる企業でもあると思います。

2009年11月5日

谷中の町並み


以前はお店をしていたような雰囲気の家。
昔ながらの木のがらがら戸を、ねじで閉めるような鍵をかけてお年寄りのご夫婦が出て行かれました。





レンガ塀の古さが味が出ていて大きな木と共に歴史を感じさせます。






多分、一間巾と思われる建物。
小さなお店ですが、だからいいですね。












二階建ての家の一階部分を取り除いたような、軒先が手を伸ばせば届きそうな家。











四間長屋。
築百年くらいだそうですが半分の屋根やサッシのリニューアルの建材が少し残念。
維持することは大変なことなのでしょうが、いい提案ができない業者側の問題でもあるかもしれません。







古さが懐かしさにつながる街ですが、狭い道や路地が多く建て替えが困難なことも、古い建物が残っている理由かも知れません。

フランスでは文化財的な古いお城に住むことも可能ですが維持管理が厳しく規制されていて、同時代の素材を探してこなければ改装などはしてはいけないと法律で縛りがあります。
住む者が建物の保存の責任を追うということは、住む側の権利を守りつつ義務を負わせているといえます。

歴史的なものや景観を大切に扱う考えと、個人の持ち物である権利とありますが、個人の財産、個人の権利を優先する国ではなかなか難しいことです。

街並み景観を守っていくためには行政側がもう少し方針を持っていくべきでしょう。
私は味気ない景色よりは歴史を感じさせる景色のほうが好きです。

2009年11月4日

お気に入りの本


井伏鱒二の訳詩集 画本 厄除け詩集

コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
      (訳詩「勧酒」)


井伏鱒二の
訳詩も名調子ですが、なんといってもこの絵、金井田英津子さんの独特のタッチの絵が本というよりも作品といってもいいくらい美しい画本です。
版画作品を発表する傍ら本の造本・装丁・挿絵を手がける。パロル舎から日本の名作文学がある。
見つけたとたんに購入。
大満足です。
持っているだけで嬉しくなるような本です。
詩を読んでいると井伏鱒二は、さぞかしひょうきんでユニークなおじさんだったろうと想像してしまいます。





 犬に本を読んであげたことある?

図書館で子供に本を読んでもらう犬がいます。
これは何も語らない犬に本を読み聞かせることで、心を育て、本を読むことを大好きになるように、思いやりを育てている実際の図書館のお話。
この図書館犬は図書館職員にきちんとしつけられた、本を読み聞かせてもらうことが大好きな犬です。
日本でもやってほしいと思うことです。




                

2009年11月2日

庭仕事

くねくねと見事にさまよって伸びている白のモッコウ薔薇の枝。傘のように仕立てました。伸びてきたら
またアーチにしてもいいかな。


腰を痛めつつ、(まだ痛んでいます)努力の結果、すっきりとした庭の状態。
上の写真が下の写真の左にある私の好きな白のモッコウ薔薇(ススキの陰になってます)。
右にあるのがよく見かける黄色のモッコウ薔薇。
花の時期が少し違って、黄色が終わりかける頃に白が咲きます。
この冬にもう一度剪定して来年の花の時期を待ちます。

今年の夏は虫が多く、薔薇にとっては被害甚大。
白い四季咲きハイブリッド「グラノール」のコナ貝殻虫も処理したし、追肥もあげたし少し元気を取り戻した様子。
できるだけ薬を使わないで強く育てようと頑張りましたが、やはり飛んでくる虫には勝てません。
少しだけ予防薬を使いました。
でも今年は土にはこだわってみましたので来年はどれだけ花をつけてくれるでしょう。
今年つけた花が100個くらいでしたから来年の
薔薇のシーズンが楽しみです。
ミルク色から白に開花する様子は育てがいがあって美しいです。

レンガ敷きもまだ途中ですが、何しろ重いレンガで購入してくるのが大変。
きちんとするにはあと100個くらい必要ですが気力が落ちています。




台風直後の荒れた庭。
薔薇や草花は倒れ、モッコウ薔薇のアーチが土台の折れたラティスにかろうじて乗っている状態。
狭い庭ですが遊んでいる間は何も考えない時間が過ぎていきます。

昨日は熱風で気持ち悪く暑く、今日は冷たい北風が吹いて気温がかなり低め。
気候が不安定で、自然を相手にしていると大変だなぁとつくづく感じます。



立派な起業家

                移動自転車販売のバッグやさん「えいえもん」さん

谷中の街中で見かけた手作り布バッグを売っている滋賀県高島町のえいえもんさん。
自転車で街中のあちらこちらへ移動して販売している移動ショップ経営者。
自転車で移動も楽々だし、ちょっといいですね。
工房は自宅で、ショップを持たない、宣伝効果が大きい。
だれかれとなく声をかけたくなるお店でした。
若くて純粋で作ることが大好き、オリジナルの可愛い模様で、かたちで勝負しています。
話していると純粋さが伝わってきました。

とても素敵だなぁと思いました。
それから、とっても笑顔の可愛い方でした。


街で見かける移動販売のお店、最近若い方を多く見かけます。

リヤカーで廻る豆腐やさん。
小さなバンで公園の入口などに停まっている天然酵母のパン屋さん。
若くはないけど昔からよく見かける焼き芋やさん、これは原点かも知れません。
オフィス街ではさまざまなランチの移動販売が。

考えると、直面してお客さんと対話を楽しみ、売っているもののコンセプトを説明したりして触れ合うことがいいのかも知れません。

移動の豆腐屋さんなどは、ご年配の遠くまで毎日買いにいけない人にとってはとてもありがたい。

社会情勢を鑑みてお店の考え方も少し違った角度から考えるのもいいと思います。


Posted by Picasa

2009年10月31日

犬友達

                   日赤病院のステンドグラス


毎朝、家の前の道路の枯葉掃除をしながら犬たちに癒されています。

我が家のゴールデンが14歳で亡くなってからもう3年が過ぎ、以来、犬と暮らしていません。
子供と共に成長し、大きくなって、でも犬の細胞は人の5倍もの速さなので人よりは必ず先に亡くなるわけです。
子供に家族の死や別れを実感させたいこともありましたが、結局亡くなったのは皆が寝静まった深夜。
私しか見送れなかった。
一人でおいおい泣いて、ひとしきり経ってから知らせました。
犬という家族のいない生活に慣れるのにもかなりかかりました。
何ヶ月も家を出られなく、人と会うことも嫌でこもっていました。

しかし、一念発起、仕事をしよう!と2年余り休んでいた仕事を再開。
履歴書を書き、ネットでリクルートを申し込み、それがなんと、とんとんと話がすすんで行き、今の仕事があり、平行して知人のお手伝いやらも始まり、もう毎日が忙しく、緊張の日々となり、いつしか犬の存在も考えなくなっていきました。
でも、やっぱり大好きなことは間違いなく、一人夜に考えているだけで泣けてくる日は幾度となくあります。いまでも・・・。


毎朝、お掃除をする理由の一つはそこにあり、犬友達とのコミュニケーションです。
よその子ですが毎日挨拶するだけでだんだん年齢を経てきたなぁ、とか、今日もいっぱい遊んできて元気そう、だとか。
あちらも毎日声をかけてくれるおばさんにはとっても愛想良くしてくれて、まさに私が癒されている。

何を言わんとしているかがわかるようになるともうこれは自分も犬と同じ感覚になってしまい、通訳してあげたいくらい。
あちらもきっと同じに思っているのか、まず匂いをかぎ、ぺろぺろとご挨拶。

これがお掃除のご褒美なのです。

2009年10月29日

芸術的門扉

                よーく見ると・・・
                遊び心のある門扉です。

谷中をうろついていて見かけた建物。
街を歩いているとだから楽しいのですよね。
かなりのネコ好きの方の様子。



今日は会社の50周年記念のお祝いの会でした。
その中で勤続49年の方、現在は顧問ですが、先代の社長時代から一つの会社に長きに渡り勤め上げ50周年を見て、感慨もひとしおのようでした。

今は平成に入社した若手が多く、皆さんイケメンばかり、息子のような子たちばかりで非常に頑張っている会社といえます。
幹部の課題は、今後この会社を引っ張っていく人財を育て、引き継いでもらうことと、きっぱり言っていたことが印象に残りました。
これからの時代を担う人を育てることはどの分野も急務で、この何年か企業が利益を上げるために削ってきたことでもあります。

今がよければ、利益を上げれば、それでいいという時代は終わりを告げなければ先に続く世代に希望が沸いてきません。
そのためには収入もどんどん増える方向ではなく、必要なところに注ぎこむ、人はなるべく減らさないで取り分をシェアする方向に行くのではないでしょうか。

これから何かをはじめるにあたっても利益だけではなく、周りに何をもたらしその中からどのような恩恵を得られるのか、少し気にしてみる必要があるかもしれません。

2009年10月27日

身が引締まる

                    バンクーバーの水上ハウス



このところの雨と気温の低下で急に冬が来たかのようです。
しかし「寒い」とは違って雨が「冷たく」感じられ体調を壊しやすいときでもあります。
季節の変わり目によく体調を崩していましたが、この1~2年は割りに上手く乗り越えられています。

そして、秋から冬への入り始めに、朝起きた時、きりっと引締まるほど透き通ったような空気。
「あっ、冬がやってきた。」 って感じるときが好きです。

先日、秋なのにいつまでも気温が下がってこなくて蒸し暑いときに、息子とこの話が一致したとき、なんだかすこ~しだけ嬉しく感じました。

身が引締まる気温って人によってはかなり違うかも知れませんが、私の平熱は35度代だから感じる気温は少し低めかも知れません。






                    色鮮やかな花ナス

何時だったか、高麗川の巾着田へ彼岸花を見に行ったときに農家の軒先で見かけました。